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Feb 12, 2022

残りのフィルム詰め替え→破断→仕切り直し→コマ間被りながらもリカバリー

出歩くのが躊躇われた三連休初日の昼下がり、ふと思い立ち、髙山寫眞館M店長が引き出しておいてくれた残りのアグファの端を
二回折り畳んで、Kさん直伝のマスキングテープで巻き止め…とここまでは、まだ三度目とはいえルーティンと化したように指が動いた。
だから、ことの原因の一端は、用いた詰め替え用カートリッジを、ダッチではなくフレンチにしたことかもしれない。
いずれにせよ、ダークバッグ内で「河豚の競り」は調わなかった。取り出して撮影に及ぼうと巻き上げ始めた途端、未経験のゴリゴリ感、
そこを乗り越え巻き上げレバーを進めると、大きな異音の後、すっと手応えが軽くなった。…あーハイハイ、ダークバッグへ戻りまショー。

再びの「河豚の競り」で、可逆改造によりカメラの巻き上げ動作に無関係なはずの135フィルムのパーフォレーション付近が裂けている
のが判った。やむなくハサミを入れ、カートリッジの巻取り軸にマスキングテープで止め直し、左右チャンバーのテンションを調節しながら
残りあと数コマしか撮れないであろうフィルムを詰め、カメラに再装填しようとしたところ、薄造りのフレンチ・カートリッジの上カバーがハマり
きっていなかったためカメラに収めることができず、「河豚の競り」は続いた。

果たして、一コマ巻き上げ露光した後、さらに二回巻き上げシャッターを切ったが、エンドに仕込んだ巻き止めの影響を受けたためか、
フィルムが殆どアドバンスしておらず、2.5重露光のような塩梅の陰画が得られた。

破断の様子は凄まじく、撮影済みの短いネガはヨボのリールの外周にごく僅か。それでもタンクを薬剤で満たし、セオリーどおりに振った。
こんどは、いずれのカートリッジを使うとしても、巻取り軸にテープを巻いて「最初から巻き太り作戦」でコマ間を空けよう。

On February 11th

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