コウカンシナキャ
どうりで左耳のアタリが堅かったわけだ。買い足しもしとかナイト。
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Bencini Koroll II(a later model considered to be "IIc")
ベンチーニ・コロールⅡで試行錯誤しながら「駄カメラ写真グループ展#5」の出展作制作に勤しみ、ベンチーニのカメラに
ついて勉強していた2018年8月、eBayで出会ってしまった後期型コロールⅡ、€20。
ギロチンシャッターは大陸系列三速から倍数系列四速となり、開放f8とf16のみだった絞りは、間にf11、さらにf22が加わり、
鏡筒の絞り環を回して絞り値を合わせる近代的な操作法に改められており、120フィルムで4.5x3cmという奇異なフォーマット
を除けば、そこいら辺にあるクラカメとおんなじ…かと思いきや、侮るなかれ、相変わらずの1群2枚単玉で撮影した世界は、
さまざまな収差で溢れかえっていた。
Agfa OPTIMA 1035 sensor the 2nd
猛暑の昨夏、赤城ドクターのもとへ報告された「暑いからカメラが買いたくなる」という症例の典型だろう。
やはり2018年8月、古本の「クラカメ専科」を手繰っていて出くわしたその夜、4駄カメラ価格で落札した一号機が気に入り、
後日、さらに純正レンズキャップを涉猟していたY!オークションで、「キャップつき、ただし電池がないため本体動作未確認」
というのを¥1,950で落札。ところが幸いなことに、この「キャップに付いてきたカメラ」は頗る快調で、目測とASA感度一段
落としによる「プログラムAE騙し」がキマるとよく写った。
ともすればご機嫌斜めな一号機に代わり、この夏いちばん持ち歩いた、いざというとき(いつ?笑)の勝負駄カメラ。
因みに、駄カメラ価格ではないレンジファインダー機、OPTIMA 1535 sensorにも手を出したものの、距離計ズレのため、
ふたたび若き修理職人Kさんのお世話になって完調を取り戻した。
「駄カメラ写真グループ展#5」の出展者のお一人が使っていたのを見初め、マネされたリコーマチック35を持っているにも
拘わらず、手を出す。 eBayで$16.99。AEが作動せず、ストロボ同調用の1/30秒固定で絞りを選ぶ撮り方を余儀なくされた。
樽型の歪曲収差が顕著。
2018年10月、Y!オークションで¥2,800で落札。
オートハーフ・ゾーンフォーカスをフルサイズにしてプログラムシャッターを組み込んだようなカメラ。その名の由来と思われる
「オートデート」とは名ばかりの、手動日付設定・写し込み機能は、設定ダイヤルの物理的限界により、発売された1979年から
1993年までしか対応していない。それを逆手に取った(?)「ニセ偽日記」を、篠原カメラ主催「第一回 駄カメラ写真グループ展
大阪」へ出展。
…そして、クエストはひとまず、フラグシップ・ダ・カメラへと辿り着くのであった。
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他のカメラやレンズみたいに訳がわからなくならないうちに、いま手元にある、あるいは僕の元から去ってった駄カメラ
たちを書き留めておく。
まだ「駄カメラ」ということばも知らず、それを教えていただくことになる写真クラスタの方々(…と一括り失礼ご容赦)
ともご縁のなかった2014年1月、その数か月前に銀座教会の上で見初めた国内向けゾーンフォーカス機「オート35V」
の輸出版でレンジファインダーを備えたコレをeBayで見つけ、銀座の四分の一程度の$24.99で迎え入れた。
グリスの固着したピントリングヘリコイドを除けば概ね快調だったのも束の間、ほどなくしてセレンが昇天。部品取り用
に落札したオート35Vから取り外したセレンとともにY氏に託して半年後、ヘリコイドも治って戻ってきた。
2017年12月、赤城耕一先生のご紹介により、「駄カメラ写真グループ展 4」の後期へ、コレで撮影した作品を初出展。
Nikon F-401 and AiAF Nikkor 35-70mm F3.3-4.5S
「駄カメラ写真グループ展#5」へエントリーする駄カメラ候補として、2018年5月、大阪は阿倍野の篠原カメラさんから
駄カメラ価格上限¥3,000でお迎えしたが、駄カメラとの出会いが相次いだこの初夏、本命の座を後続に奪われお蔵入り。
「駄カメラ写真グループ展#5」懇親会で知り合った群馬のMさん(先方はずっと以前から僕のことをご存知だった)の元へ
駄カメラ価格で嫁いでった。
因みに、いちばん下のリコー999は、駄カメラにあらず。修理職人Kさんの手により調子を取り戻し、頻繫に出動中。
2018年6月、eBayで$19.67。所有カメラ最高齢を更新した還暦カメラ、お迎えした当初、それなりに撮り込んでみたが、
そのアトムレンズの描写に期待したほどのクセが感じられなかったことに物足りなさを感じていた折、またもや後続に
追い落とされる。
灯台下暗し、2018年7月、個展開催中の高山写真館で駄カメラ価格¥3,000でゲットだぜ。120フィルムで24コマ撮れる、
なにコレ?…なイタリーカメラ。1群2枚の単玉でどう撮るかよりも先に、二段しかない絞りと三速のギロチンシャッターを
駆使した超多重露光に味を占め、それを作品として「駄カメラ写真グループ展#5」へ出展。
クエストは、まだまだ続く。
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Canon Autoboy ZOOM Super and OP/TECH USA Classic Strap with 3/8" Webbing Connectors attached "the Nikon Way"
大切な人から、新発売直後の誕生日にプレゼントされた初代IXY(APSフィルムカメラ)以来のキヤノン。初めて自分で買った
キヤノン、オートボーイ・ズーム・スーパー。その純正ストラップを取り外し、OP/TECHでニコン巻きに設えた。
三十年前の発売当時は54,800円だったらしいのが、某オークションでお一人様入札の結果、1,000円で落札。さらに10%OFF
クーポン適用で支払額は900円。発売当時の六十分の一という入手価格と、「レンズシャッター式AF35mm全自動カメラ
の最高級機に君臨した多機能・高性能カメラだった…」というキヤノンWebサイトの記述からして、僕は、このカメラを
「フラグシップ駄カメラ」と呼ぶことにした。取説なしでもとりあえず使えるし、よく写る。電池がKonica現場監督と
同じく2CR 5なのも、僕にとっては好都合。
「今月の自己治療はコレ限りで打ち止めとする」とか書いておきながらこの体たらくですが、銀座へは近寄ってません。笑
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写真展「光の在り処〜未来を紡ぐ北星学園余市高校〜」
2019年3月6日(水)~3月10日(日)11:00〜19:00(日曜日のみ17:00まで)
ピクトリコ ショップ&ギャラリー 表参道
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目14−5 Cabina表参道 1F
篠原カメラ主催「第一回 駄カメラ写真グループ展 大阪」で手にした写真集「いまを、生きる」を読み終え数日あまり、
トークイベントでも紹介されたその来し方と行く末について、改めて思いを馳せる。僕の高校卒業後に入学した後輩
たちとの交流は、三十年前を境に途絶えた。途絶えて以降の人生において、それを喪失や欠落だと意識したことは、
おそらく、ない。
だが仮に、母校の存続そのものが危ぶまれる事態になったとしたら、「ふるさと」と呼ばれるような土地や繋がりが
希薄な僕にとっても、「ふるさと」の喪失を意識せざるを得なくなる。それはきっと、耐え難いことだろう。
そういう自分目線はさて措いても、北星余市のような学びの場がなくなるのは、一地域にとどまらぬ社会的な喪失
なのではないだろうか。
この場も使って、応援したい。
On February 17th
Leica M2, KMZ PyCCAP MP-2 20mm F5.6 via Rayqual Camera Lense Adapter L-M 28/90L, Viewfinder and
ILFORD XP2 Super 400
scanned with plustek OpticFilm 120 (on SilverFast Ai Studio 8.8.0 r14)
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宿泊施設の中へ消えた人たちを初めて見た。
On February 22nd
Leica M2, KMZ PyCCAP MP-2 20mm F5.6 via Rayqual Camera Lense Adapter L-M 28/90L, Viewfinder and
ILFORD XP2 Super 400
scanned with plustek OpticFilm 120 (on SilverFast Ai Studio 8.8.0 r14)
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…よね?、よね?
On February 16th and 17th
Leica M2, KMZ PyCCAP MP-2 20mm F5.6 via Rayqual Camera Lense Adapter L-M 28/90L, Viewfinder and
ILFORD XP2 Super 400
scanned with plustek OpticFilm 120 (on SilverFast Ai Studio 8.8.0 r14)
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購入したフレームに額装され、心斎橋ギャラリー・ソラリスから戻ってきた「第一回 駄カメラ写真グループ展 大阪」
出展作、ニセ偽日記。
19:46 on February 20th
f5, 1/80, ISO 800, RICOH GR II
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篠原カメラ主催「第一回 駄カメラ写真グループ展 大阪」、大盛況だったトークイベントも終了し、いよいよ佳境へ。
ご来場いただき、まことに有り難うございました。
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…だと、今のところは信じたい。アダプターを介したレンズがハマりきってなかった。レバー位置を見れば一目瞭然。
無限遠が出てないような、あるいは狙ったピンが合ってないようだったのは、コレのせいだと信じたい。
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団地ではf8で1/60秒、二十世紀末廻廊では開放で1/30秒。…果たしてコレは、ハズレダマなのか?そうでもないのか?
あすあさって、大阪で真価を問う。
On February 15th
Leica M2, KMZ PyCCAP MP-2 20mm F5.6 via Rayqual Camera Lense Adapter L-M 28/90L, Viewfinder and
FUJICOLOR(業)カラーフィルム ISO 400
scanned with plustek OpticFilm 120 (on SilverFast Ai Studio 8.8.0 r14)
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トリプルドライバのイヤホンなんて、所有はおろか試聴さえしたことはないけれど、こういう感じなんだろうか?
有線接続によるウォークマンのコンデンサのエージング時間を数えるのを止めてしばらく、気がつくと、かつては
聞こえてなかった音を聴いている。おもに高音域の音だと思う。打楽器や弦の残響だとか、ボーカルやコーラスや
スキャットに含まれるニュアンスだとか。…それらが相まった、より立体的な音楽体験。
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「篠原カメラ」さん主催「第一回 駄カメラ写真グループ展 大阪」、いよいよ本日2/12から始まりました。
2/17まで心斎橋のギャラリー・ソラリスにて開催。どうかひとつ、よろしくお願いいたします。
ところできょうは、通勤定期券を持ってくるのを忘れました。笑
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KMZ PyCCAP MP-2 20mm F5.6 with Leica M2 via Rayqual Camera Lense Adapter L-M 28/90L and Viewfinder
スーパーアンギュロンに匹敵するとも云われるソヴィエト製レンズ。例によって誰かさんが背中を押して以来気に
掛かっていたところ、相場に比べ破格値で見つけた。とはいえ、今月の自己治療はコレ限りで打ち止めとする。
外付けファインダー基部には、首振り式の「手動パララックス補正機構」を備える。暫しコレと戯れてみようかしら。
15:50 on February 11th
f4, 1/50, ISO 800, RICOH GR II
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鉄塔船橋線46号鉄塔の猛禽類デコイの視野は思っていたよりも広く、ほぼ真西の方角まで睥睨していた。
三十六年前のEDニッコールのみならず、三十三年前のAFシステムを侮ってはならない。冒頭の南東の方角を向いている
コマが、まさにAF任せで撮影したもの。このblogに載せられるJPEGにリサイズしてしまうと判らないが、スキャンした
元のTIFFを等倍に拡大すると、瞳がはっきり見える。
手ブレを恐れるあまり、二十四コマ全て、f5.6の1/2000秒で撮影したが、もう一、二段絞ってみたら、驚愕の写りだった
かも知れない。
On February 10th
Nikon F-501, Ai AF Nikkor ED 200mm F3.5S(IF), L37c 62mm Filter and FUJICOLOR(業)カラーフィルム ISO 400
scanned with plustek OpticFilm 120 (on SilverFast Ai Studio 8.8.0 r14)
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短時間でホワイトアウトが去った土曜の昼下がり、久しぶりに現場監督の出番だ!…と、取り出してみたらば、
2CR5が入ってない。高山写真館で入手、二十四枚撮りフィルムを足掛け二日で撮影し、機材を替えて出直す。
On February 9th and 10th
Konica Gemba Kantoku 28WB eco and ILFORD XP2 Super 400
scanned with plustek OpticFilm 120 (on SilverFast Ai Studio 8.8.0 r14)
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11:16 on February 9th
f4, 1/50, ISO 400, RICOH GR II
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一年ぶりにほうとう家さんのマスターのお顔を拝む。サヨナラ、ほんとうにありがとうございました。
On May 12th, 2018
RICOH 999, RIKENON 50mm F1.9 and ILFORD XP2 Super 400
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やはり、鉄塔船橋線には猛禽類のデコイあり。
この週末二日間で観察できたのは、ウチのそばからひとつ遡った46号鉄塔のてっぺん。風を受けて左右へ身体を振る
さまは、まるで周囲を睥睨しているかのよう。
舗道にムクドリの糞が散らばるのが、このデコイの背後百メートルほど離れた死角にあたる、津田沼十字路付近まで
なのは、果たしてその効果なのかしら?
それもさておき、コレもハズレダマじゃなくてヨカッた。どセンター以外でのピン極めはムツカシイけれども。
On February 2nd and 3rd
TOPCON RE SUPER, RE AUTO TOPCOR 135mm F3.5, MAPCAMERA MC-N 49mm Filter and
FUJICOLOR(業)カラーフィルム ISO 400
scanned with plustek OpticFilm 120 (on SilverFast Ai Studio 8.8.0 r14)
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