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Sep 20, 2015

タカネタタキダイダンチツクツクホウシ

On September 19th
Nikomat ELW, Nikkor-H Auto 85mm F1.8, 52mm L1Bc Filter and FUJICOLOR(業)記録用カラーフィルム ISO 100,
scanned with OpticFilm 8200i Ai (on SilverFast Ai Studio 8.5.0 r8)

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今年の夏は、六、七年ぶりくらいに感じられる蝉の当たり年だった。

とりわけ、暦の上ではとっくに秋ながら、夕暮れの夏見で二度、そしてきのうは晩夏の陽気の下、カネタタキ真っ盛りの
高根台団地で不意打ちにツクツクホウシを聴き、気持ちが洗われる心地を味わうという経験をした。

何となく足の赴くまま歩いていたポイントハウス・ヴァレーの目の前の一棟の傍らの樹木で、いきなりワンコーラスきた。
次を待ち構え…さあ始まった!と耳を凝らすと、なんと、背後の電柱に跳び移って鳴いている。そしてまた次の止まり木
目指して跳び移り…と、忙しなく求愛を繰り返し続ける個体の先回りをして、結界の坂を南へ上りきった公園の前で待ち
構えていたら、そいつがやって来た。

増築拡張工事中の病院の、まだ入院当時と変わらぬ三階リハビリ室の窓を透して見えた向こうの空。

退院してから二年あまりの紆余曲折を経てようやく、この夏の三月の間は体調の安定維持を実践しながら日々の営みを
続けてこられた。

きっと、蝉のお陰だと思う。

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