ポイントハウス・ヴァレー
On January 17th
Nikon FM3A, Ai Nikkor 35mm F2S, 52mm L37c Filter and FUJICOLOR 100
scanned with OpticFilm 7600i Ai (on SilverFast Ai Studio 8.2.0 r3)
高根台団地に面した東船橋病院の増改築工事の着工は、前回通院時目にした予告看板よりも先送りになっていた。
病院敷地内駐車場は例によって満車だったが、増築用地として閉鎖される予定の隣接駐車場は充分に空いていた。
マツダさんを乗り入れ、349号棟を見上げ、テラスハウス商店街を眺め、その背景のポイントハウス群を垣間見る。
この広いスペースのこんな立ち位置から目にする最後の光景だと思った。
診察が終わり、今回から就寝前の服薬量を一錠少なく処方されることになったフェノバール錠を薬局で受け取ったら、
バス通りの坂を下り切った低地を北東方向へ緩く蛇行してゆく車道両側の高台斜面にポイントハウス群の建ち並んだ、
名付けて「ポイントハウス・ヴァレー」の果てま行ってみようと心に決めていた。
…果たしてその果ては、ヴァレーの二本のスカイラインが突然途絶えるのかと思いきや、向かって右のさらに高みに
はみ出すようにもう一棟が聳え、その背後に、なし崩し的に戸建住宅地が拡がっていた。
期待していたほどの「結界」ではなかったその果てを見届けてから踵を返す。すると、半逆光を浴びたポイントハウス・
ヴァレーが、どこまでも続いているように見えた。
On November 8th, 2014
NIKONOS-V, LW-NIKKOR 28mm F2.8 for NIKONOS (LAND USE ONLY) and Kodak GOLD 200
scanned with OpticFilm 7600i Ai (on SilverFast Ai Studio 8.2.0 r2)
ヴァレーから緩やかに登った尾根の上、もはや喪われたブーメラン左半分の再開発エリアと対峙するフロンティアに
一列残されたポイントハウス群を、健在だったもう一列と共に北東側から写し取った写真を、アクセスログに残された
誰かによる検索結果から見つけ出した。
・右と左で塗装が違いますね。右側は、建替えられてしまう運命の住棟。左側は今後も生き残る予定の住棟です。
- 公団高根台団地(千葉県船橋市)6-1 - 公団ウォーカー
この著者の方が、高根台団地の冒頭頁で「土地の起伏をそのまま生かし、テラスハウスとポイントハウスふんだん
に使った住区設計は傑作とも評されています。」と総括しているのには全く同感である。僕は、団地育ちだが決して
団地マニアではない。だが、かつて僕が住んだ団地とはまるで別世界のここに偶然やって来た一昨夏以来、ここが
好きで好きで堪らなくなっているのは否定しない。
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