千葉市中央区新宿界隈往還
On May 5th
OLYMPUS PEN-FT, F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8, E.Zuioko Auto-T 150mm F4 and Kodak Gold 200
scanned with OpticFilm 7600i Ai (on SilverFast Ai Studio 8.0.1)
こどもの日に相応しからぬ曇天の昼下がりの千葉市中央区新宿界隈への往き還り。
JR千葉駅の東口改札を出て右へ折れ、低い高架の下を横切って最初に渡る横断歩道の信号は、あっという間に点滅
して赤になるが、再びあっという間もなく緑へと戻る。渡り終えてふりさけ見れば、空中楼閣化が進行しつつある駅舎の
一端が垣間見えた。そのうち、SENCITY TOWERやそごうの上層階とを繋ぐ通路でも造られるのかもしれない。
雲が低く垂れ込めるように空を覆う日の津田沼界隈では、その雲の下をジェット旅客機が盛んに飛び交う。
この日の千葉駅周辺の上空の雲はそれほど厚くはなかったが、雲間に何度も機影を見た。
昨夏から秋にかけて絶賛工事中につき迂回や砂利道歩行を強いられた通りの舗装はすっかり仕上がり、相変わらず
空き店舗のままの元コンビニとシャッターを下ろしたままの味噌問屋が目印の四辻で左へ折れたちょっと先で、開店
一周年を迎えたばかりの牧さんのお店に数名の常連客が集っていた。僕が取り出した黒ペンFTは、ついさっきまで
いたお客さんが話題にしていたと言われ、何となく目を向けた棚の中、初めて目にするズーム100-200/5に目が留まる
も、バルサム切れであり、どのみち手に負えず防湿庫の肥やしになるであろうと思われたので、隣に並んでいた150/4
に気持ちを切り替えた。…開店一周年記念セールなんだし。
…帰りの総武快速、さすがにこんな長玉を取り出すのは躊躇われたので、38/1.8のままクルマド。幕張から幕張本郷
までの間にある操車場の山側は、相変わらず「何にもない」低湿地が拡がるばかりに思われたが、海側の方は、幕張
新都心との間を埋める家並みがちらほら見えるようになっていた。
150mm×約1.4倍=210mmに相当する長玉の最短撮影距離は1.7m。恐らく前オーナーの好みで全室に同じく張られた
壁紙の表面に刻まれたラティス状の綾には、ファインダーを通してキチンとピンを合わせられた。照明の暗い室内でも
コントラストが見極め易く、好天の屋外へ持ち出して撮ってみたいと思わせるものだったが、このときの1/8秒だったか
1/4秒だったかのシャッタースピードゆえか、やや鮮明さを欠いた写りとなった。
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