ようやく撮ってみた
21:20 on December 7th
F4.0, 1/50, ISO 1600, Nikon Df with Micro-Nikkor-P.C. Auto 55mm F3.5
00:09
F5.6, 1/28, ISO 800, RICOH GXR with GXR MOUNT A12 and Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
下取り交換で戻ってきた差額をさらに下回る値まで落ちていたEye-Fi ProX2 16GB CLASS10がamazon市川FC
から届いたのを機に、ようやくNikon Dfで撮ってみた。
Eye-Fiカードをセットアップするのはこれで三度目だが、回を重ねるごとに手順は容易くなっているように感じられる。
ダイレクトモードの転送先を現在使っているスマホ、転送するファイル形式をJpegのみに設定。
レンズは、やはり最初につけて覗いてみたマイクロP.C.55/3.5オートを、栄えある「レンズ情報手動設定 No.1」とした。
設定の途中で「Ai or 非Ai」を選択するフェーズがあって、結局、今更メモリ容量の制限云々のあろうはずもないのに、
非CPUレンズの登録本数上限は相変わらず9本のまま。いまだにオールドニッコールに拘泥する世代(笑)…というか
クラスタ向けカメラの仕様として、チグハグナノハイナメナイヨネ。FM3AやF3を使うときのシアワセには程遠いものの
前評判よりは遥かにマシでピンの見極めやすいファインダーも備えているというのにね。
まぁ、やはりニコンとしては「新しいレンズも買って下さいね」…というところが本音なのだろう。
さて、レンズの絞り環をどう回したところでカメラの露出計とは連動してくれないマイクロニッコールオートで撮影する際
の露出決定方法は果たして、この秋以降療養明け直前までメインカメラだったハーフ判一眼レフオリンパスペンFTで
撮るときのお作法とよく似たものだった。
取り説を読むことなく、ペンFTのシャッタースピードダイヤルと同じような位置にあるDfのサブコマンドダイヤルが絞り環
の役割をするのだろうと踏んで絞り優先オートに設定してサブコマンドダイヤルを回してみる…と、思ったとおり絞り環と
同じ回転方向で絞り値が変化する。このとき表示される絞り値にレンズの絞り環を合わせるか、逆に、絞り環で決めた
絞り値をサブコマンドダイヤルでカメラに入力するかのいずれかの方法となる。
この「ひと手間」要する露出決定方法は、交換レンズの開放絞り値の手動・自動設定機能の代わりに「TTLナンバー」
を用い、明るさやシャッター速度に伴い変化するTTLナンバーを絞り値に読み替えレンズに設定するペンFTのそれの
相似のようで、まったく違和感がなかった。まるで、あの出逢いが、この日を迎えるための布石であったかのように。
ところで、この七、八年の間、ニコンやリコーのデジタルカメラとPC間のデータ転送に用いてきた白いミニUSBケーブル
が、今回から使えなくなった。「はて面妖な…マイクロUSBでもないようだが」と、念のため持ち出してきたもののやはり
合わない。何という規格なのかについては後で取り説やカタログやWebで参照するとして、付属品の箱から取り出した
ケーブルでPCと繋ぎドライブと認識させ無事転送…まではよかったのだが、案の定Photoshop Elements11のCamera
Raw(7.4.0.137)ではNEFファイルが開けない。アップデータも公開されてない。仕方がない。最近起動時にテロップ表示
されるElements12にアップデートしてみようか?…ぅゎ¥13.8kもするのか、高くなったなぁ。だったらFBでNさんがシェア
してた「Photoshop写真業界向けプログラム PhotoshopとLightroomを月額1000円で旧バージョンなしでもOK」
を…って、はぁ、12/2で終わってたのかぁ…と肩を落としながらも、記事でリンクされたAdobeのサイトを見ると、なんと
12/9まで延長されていた!
あれこれ手続きの後、Photoshop CCをダウンロードしてみたが、やはり最新モデルDfのNEFは開けない(爆)なぜだ?
D4と同じ画像処理エンジンから生成されるRawデータのはずなのに。
やむなくJpegファイルを開き、慣れないインタフェースに戸惑ううち、「フィルター(T)」メニューのドロップダウンリストに
「Camera Rawフィルター(C)」なる項目があるのに気づきクリック…すると、今までElementsでNEFやDNGを開いていた
ときと同じ「基本補正」項目の調整ができるウィンドウがポップアップした。ElementsのCamera Rawのようにウィンドウ
左下に「ビット数」を選択するダイアログボックスはない(…というか今初めてその存在に気づいたw)ものの、これまで
開いたこともなかった「ディテール」「カメラキャリブレーション」というタブのほかに「トーンカーブ」「レンズ補正」
などの様々なタブが並ぶ。試しにGXRで撮ったDNGファイルをPhotoshop CCのCamera Raw(8.2.0.94)で開いてみると
やはり同じウィンドウが開くのだった。いやはや…なんという「ほとんど使わないと思われる高機能」。
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