新品気分
Nikkor-N・C Auto 24mm F2.8 "Ai converted", Ai Nikkor 28mm F2.8S and Ai Nikkor 50mm F1.8S
19:46 on November 9th
F8.0, 1/17, ISO 400, RICOH GXR with GXR MOUNT A12 and Voigtländer COLOR-SKOPAR 21mm F4 P
きのう、予期せぬ早さで調整・修理から戻ってきたMFニッコールレンズ三本を並べてみた。
銀座SCで受付担当者の伝票入力内容確認を求められた際、住所の誤りには気づいたがシリアルは見逃していた笑
それはさておき、ガタやスレが解消し充分なヘリコイドグリスを含んだ距離環と節度あるクリック感に調整された絞り
環を動かしていると、まるで新品レンズを操っているような気分になる。
昨夏入手した四十年前の24/2.8N.Cオートのウィークポイントだった距離環スレを気にせず使えるようになったことも
さることながら、新品だった80年代からの酷使の果ての草臥れ状態のままサルベージはしたものの、その後は防湿庫
の片隅で無聊を託つ日々を送らせていたAi28/2.8Sと50/1.8Sの二本が甦ったことが嬉しい。
このところずっと、縁あって出会い惚れたのみならず、持ち重りしない有り難さもあってハーフ判ペンFTばかり持ち
出しているが、ニコンの一眼レフをまた臆せず持ち歩けるようになったら、今回のレンズ三本に再び光を当てたいと
思っている。
元々縁のなかった24mmレンズの画角は、一時期ズームレンズを多用していた間に心地よく馴染んでしまったようだ。
D700と共に米国西海岸へ二度渡ったAiAF24-85/2.8-4Dでも、昨秋七五三に持ち出したAF-S24-120/4Gでも、広角端で
ばかり撮っていたような気がするし、実際に僕の印象に留まっているのもそういう構図の写真が多い。
一昨秋以来Mount A12ユニットほぼ一辺倒になったGXRで以前S10ズームユニット常用だった頃も、ステップズームを
24mmレンズ(相当)のままで撮ることがいちばん多かった。…ズーム要らないんじゃね?と言われそうだ。
いつの間にやら、この焦点距離、画角に至ってようやく「あぁキモチイイ広角だ」と感じるようになった。
一方、28mmの方は今や僕にとって、広いが広すぎない画角だ。半年前のようなズームではなく、三十年前のように
コレ一本で振り回したら面白いだろう。
Ai50/1.8Sにするときは、カニ爪つき絞り環の珍パンケーキばかりでなく、数多くの場面や光景を見てきたこのレンズ
も時には持ち出してみよう。
…あの頃撮ったネガやポジにも、そろそろ光を当ててみようか。
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