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Oct 21, 2013

台風一過の吹上と的外しの車窓と名残り薄暮の有楽町と

On October 16th and 19th
OLYMPUS PEN-FT, F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8, G.Zuiko Auto-W 25mm F2.8 and FUJICOLOR REALA ACE 100,
scanned with OpticFilm 7600i Ai

前回、スキャナドライバのフィルムパラメータが"Fuji Superia 200"のままだった。今回三年ぶりに"Reala 100"に設定。

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朝イチ飯田橋をキャンセルする羽目になった台風が遠ざかりつつあった10/16水曜午後の零時半五分前に滑り込んだ
船橋整形外科のリハビリを終えて外へ出ると、そこにはやはり、劇的な吹上の空が広がっていた。10/12土曜よりも早い
時間帯だったにも関わらず、低い斜光線に描き出されるバス停と空と雲。…ただ、ヨコ構図の空に写った雲には、こんな
黒ずんだ部分はなかったはずだと思い、スキャナドライバとPhotoshopElementsの両方であれこれ試みたが、こうなった。
もしかしたら、僕の記憶違いだったのかもしれない。


10/19土曜の昼下がり遅く、自宅マンションを出た途端、小さな雨粒がぽつぽつと落ち始めた。津田沼駅行きバスに乗る
までに頭頂部がややしっとりするほどの降り方だったが、終点降車場に着いて駅まで歩く頃には弱まっていて、やってきた
総武快速でスタンバったドア車窓にも、目立つ雨滴はひとつだけだった。

沢山の雨滴が窓ガラスに付いて斜めに筋を引いているような「前景」に居合わせられなかったことはさておき、絞り開放
じゃなくて、F2.0かF2.8まで絞ってカメラを構えておくべきだった。的外れだったのは、狙いどおりにならなかった後ろボケ
のことであって、タイミングはどんぴしゃだったのだから。
そして今回、スキャナドライバのダスト・スクラッチ除去機能で救えなかったいちばん酷い擦り傷は、この40~41枚目付近
の、膜面ではなくベース面の方に刻まれていた。一方、フィルムの終端部は無傷だった。


再々開発された有楽町駅界隈で80年代半ばから変わらず…どころか、そのずっと以前から変わらずそこにある東海道
新幹線高架線路と橋脚に目を留めてぱちりぱちりした後、マリオン裏を抜けて銀座教会上を目指した。

期待と不安とが相半ばする心持ちでエレベータで引き上げられた八階のショーケースの一角に、二週間前と同じくペンF
シリーズ用交換レンズが並んでいた。狙いをつけていた25mmF2.8(35mm判で35mmレンズに相当する)を取り出してもらい
十分近く矯めつ眇めつした後、ようやく引取りを決意。その場で、38mmF1.8から付け替えた。


薄暮の数寄屋橋界隈へ出て有楽町駅へ向かう。すると、マリオンの先の高架線路越しに、やはり当時と変わらず有楽町
電気ビルが顔を覗かせていた。だが、一階にアメリカンファーマシーが入っていた、輝く空色タイル張りの日比谷パーク
ビルヂングはとうに姿を消したと聞き及んでいたし、日比谷映画館街入り口に戦前から屹立していた茶褐色の三信ビル
にも今更期待はできまいと割り切り、それ以上先へは歩を進めるのをやめて駅方面へ折れると、フルーツ百果園の白い
看板が浮かび上がっているのを見落としていたことに気づく。…新宿東口アルタ脇のお店も健在だろうか?

銀座教会を出てからは、絞り開放F2.8、1/15秒で撮るほかなかった。プリントを見たときよりはマシだが、やや鮮明さに
欠けた写りなのは、絞り開放ゆえか、それに手振れも加わってのことか?今は再び(業) 記録用カラーフィルム ISO 400
を詰め、絞り込んだ場合の写りがどうなるか検証中。

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Tracked on Oct 28, 2013 at 21:16

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