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Oct 17, 2013

団地カネタタキ(セミもいた)

On October 12th
OLYMPUS PEN-FT, F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8 and FUJICOLOR REALA ACE 100,
scanned with OpticFilm 7600i Ai

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先週の土曜、四週間ぶりの東船橋病院へ、初めてクルマで向かった。

成田街道を東進し、目星をつけていた習志野台団地入口ではなく郷土資料館前交差点から左へ折れるように案内する
カーナビに従って角をいくつか曲がるうち、北習志野駅から通ったバスと同じルートに乗り、十五分ほどで到着した。

急患入り口前に救急車が停まっていたが、左耳だけイヤホンで「Ziggy Stardust」を一回通しで聴く間に主治医が救急
処置室から姿を現し診察室へ入るのが見えた。それから程なくして名前を呼ばれ、この四週間のカラダのあれやこれや
を語る。痛みや強張りといかに共存してゆくかについてはともかく、七月の退院以来けいれんを発症していないことから
次回の診察は八週間後と相成った。今回は受付から会計終了まで二時間余り。三時間無料の駐車券をもらったので、
小一時間は潰せる。退院以来結局一度も足を向けていない三階へ上がり、病棟やリハビリのスタッフに顔見世しようか
…とも考えたのだが、薬局で受け取った56日分のフェノバール錠を鞄の奥底に収めると、やはり団地へ向かっていた。


前回初めて目にした「分譲・売却・民営化に反対」を訴える色褪せた赤い幟がさらに褪せゆくのと、病院の前に拡がる
この光景が変貌するのと、どちらが先になるか?…と気を揉んでいたが、商店併設のテラスハウスの背後にボックス型
ポイントハウス群
が健在なのを認めて、ホッと胸を撫で下ろす。八月に蝉時雨を降らせていた二本欅の傍ら、いちばん
手前に建つ棟に近づくと、思っていたよりも広々として起伏に富んだ叢に囲まれ、もちろんカネタタキが鳴いていた。

それにしても、いつ来ても歩いている人をあまり見かけない高根台団地。登場人物も被ってしまうのか?上から二枚目に
写った少年二人連れは、もしかしたら、前回、このポイントハウス群の立ち並ぶ間のS字カーブを自転車で駆けていった
あの二人なのかも…と妄想してみる。

病院駐車場へ戻り精算。案の定無料駐車時間を超過、百円追金が必要だった。第二の通院先船橋整形外科をカーナビ
の目的地に設定して走り出すと、今度は何か迷ったような塩梅。団地のまだ足を踏み入れたことのない一角を態々迂回
してくれていたとき、開けた窓から、ひと夏数え間違えてしまったらしいアブラゼミの鳴く声が飛び込んできた。


その、スタート直後の謎の迂回の後は、順当に飯山満方面へ抜けるルートに入り、渋滞もなく吹上の丘へ到着。

東船橋病院受診と重なったため遅い時間にシフトしてもらったリハビリ終了後、吹上から西へ開けた空がダイナミック
に暮れゆくのをぱちりぱちり。レンズが案外逆光に持ち堪える一方、終端に近づいたフィルムの膜面に巻き上げ時か
巻き戻し時の擦り傷が刻まれてしまうことがよく分かった。フィルム装填時のひと手間に続き、さらにノウハウ蓄積。

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