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Sep 25, 2013

Two in One

On September 23rd
RICOH AUTO HALF SE and FUJICOLOR C200,
scanned with OpticFilm 7600i Ai

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日曜の昼下がり、デミオの点検帰りにカレスト幕張に立ち寄った。2010年翌秋のヒストリックカー
展示のようなイベントの開催を告げるメルマガも、最近は届かなくなった。僕みたいに年に数回程度しか来店
しない客の方が多くなったんじゃないだろうか。目を引くことのない売り物の並ぶ棚や販促用の展示品などが
占めるより遥かに大きな空きスペースが一層寂寥感を掻き立てる中、盛況だった頃と同じ場所で営業していた
カフェの椅子に腰掛け、ホットラテを啜りながらスマホのFacebookアプリを立ち上げる…と、こんなところで
のんびりしてる場合じゃなかったことに気づく。

それからおよそ二時間後、僕は四谷荒木町の我楽多屋にいた。FBで紹介されていた綺麗なオートハーフSEを
手に入れ、昨春ニッコール年鑑二十三年分をコンテナごと運んでクルマに積み込んでくれた女性店員ご本人に
改めて、直接お礼を言うことができた。


翌秋分の日の遅めの昼下がり、高山写真館のH社長に見ることを奨められていた「習志野市展」に出かけた。
出かける直前、電話で店長に、17時来店目処でラボマシンのホットスタンバイをお願いしておいた。
玄関を出てすぐ、晴れた西の空を見上げてオートハーフSEのシャッターボタンを五回押すとその都度巻上がる。
…何だかゼンマイの音に元気がないように感じたが、昨夏フォトノスで手に入れたレンズ曇りのオートハーフE
初めて扱ったときのような無様な真似はすまいと用心した。ただ単にゼンマイのチャージ回数が少ないのだと。

リストストラップを通した右手でオートハーフSEを掴み、マンションを出て歩を進めながら、駅まで撮り歩こうか、
ラボ出しの17時までに市展を見る時間と撮り歩く時間を稼げるよう100円バスに乗ろうか…と思案していたら
塀と塀の隙間から、「にゃあ」という挨拶とともにヒョウちゃんが現れた。前回、専ら被写体として接するあまり
ふれあいが足りなかったよな、よしよしゴメンね…と、イワゴーさんにでもなったつもりでしゃがもうとした途端
「がしゃん」と音を立ててオートハーフSEがアスファルト路面に落下し、裏蓋が開いた。人生初のカメラ落下事故。

最初の5コマが幻と消えたことはさておき、幸いなことに路面とハードキッスしたのは裏蓋側。元々あった左下
角の貫禄傷とバランスを取るかのように、左上角に真新しい傷を作ってしまった…とかいうことよりも、何より
カメラの落下音と僕の慌てっぷりにドン引きして駐車場のクルマの下に逃げ込んでしまったヒョウちゃんを再び
呼び出すことの方が、そのときの重要事項だった。

これまた幸いなことに、ヒョウちゃんはすぐに出てきた。そして僕の足元でデザブに背中を押し付け横たわり、
久しぶりのデレデレしたい状態。…五、六分以上かそれよりも長い間、あちこちを撫で上げたり掻いてやったり
甘噛みされたりのオープンエア・ネコカフェ。もうそろそろどうよ?…と立ち上がったとき、歓声を上げながら
やってきた一歳半くらいの男の子とその父親の方へ、ヒョウちゃんは近づいていき横たわった。
男の子は、きゃっきゃっきゃっきゃと喜びながらヒョウちゃんに手を伸ばして触ろうとするが、父親は
「まだ手加減できないんだから~ネコちゃんびっくりするからダメだよお」
と、絶妙な距離に留めておいて立ち上がると、きゃっきゃっきゃっきゃの我が子を横抱えに、ぶるんぶるんと
振り回すのだった。

市展の会場には、イイなと感じた写真が三枚あった。最初、写真そのものだけを見て決してタイトルには目も
くれないようにして全てを見て回り、奥に展示してあった工芸、彫刻、日本画をゆっくり見た後再び戻ってきて
改めて今度は、写真とタイトルの両方を見させてもらった。…その結果、タイトルがコレじゃなければねえ残念
…で何枚かが振るい落とされ、そうして残った三枚のタイトルを覚え書き。「昼光」、「蕾時」、「夜明」。

モリシアを出た後は、結局、三年近く前まで暮らし通った界隈をだらだら撮り歩いていた。…変わってしまった
ものよりも、相変わらずそのままであるもの、もう間もなく見られなくなってしまうものにばかり目を向けていた。

フィルムカウンターが65枚を指したあたりで、突然シャッターが下りなくなった。すわ故障か?!と、またもや
慌てかけたが、何も触らずそのまま、三十分遅れで高山写真館を訪れた。落ち着いて作法どおりに巻き戻すと、
難なくパトローネを取り出すことができた。
昨夏オートハーフEで撮って現像に出したときには何も言われなかったが、今回はプリントを「2イン1」にして
みてはかどうかと尋ねられた。「お店の方がプリント代稼げなくなっちゃうけどいいんですか?」と気にするフリ
をしたが、整理する上でも有難いサービスだった。上がってきたネガは、スリーブ六本半。最後のコマは72枚
目あたりに相当していた。落下させて裏蓋が開き、最初に撮った5コマプラスαがダメになり、そこでリセット
されたカウンターが再び枚数を刻み始め、最後に示したのが65枚目あたりだったのは当然のことだった。

とりあえず今回は、その「2イン1」で隣接したコマを七組セレクトしてアップロードしてみた。

それにしても僕は、オートハーフの扱いがあまりにゾンザイ過ぎる。きのう詰めた24枚撮りフィルムのことを
忘れているはずがないのに、さっきうっかり裏蓋を開けてしまった。今回より失われたコマは多いはずだorz

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