タテ構図ではヨコよりもピンが見極めにくく感じた。
On September 20th and 21st
Nikon F2 Photomic SB, Tokina RMC 35-70mm f4 and FUJICOLOR C200,
scanned with OpticFilm 7600i Ai
オートの信用できないFGから外した扱い易くてよく粘るTokinaズームに今回組合わせて持ち出したのは、またもや
Y氏に教えられて初めて刮目し、その見え易さに驚いたH2型フォーカシングスクリーン(全面マイクロプリズム式)
を仕込んだ、F2ヱスビーだった。
金曜昼下がりの診察後、バス待ち客三名の吹上の丘から、タテ構図とヨコ構図を取り混ぜあれこれ撮ってみた。
ズームの焦点距離にもよるが、タテ構図の場合、ヨコよりもピンが見極めにくい…というか、やや割り切りにくいように
感じられた。
JAFマンを待つ間、そして息を吹き返し向かったGSで補充電を待つ間、呆気なく傾いて西に沈もうとする夕陽がつくる
極端な光線条件下で、このレンズと間違いなく信頼できるF2ヱスビーで撮る場面には迷いがなく、小気味よかった。
土曜正午前の診察後、Mさんに会おうとカメラのリンクショップを目指し、千葉駅北口広場から歩を進めた。
途中、かつて旧サンアイカメラへ通った道筋を辿ることになったが、auショップに化けた元店舗に今回は目を向けること
なく右へ折れ、あのFGを手に入れた日は先を急ぐあまり前を通り過ぎただけだった建物を、フィルムに焼付けた。
新宿小学校の角までやってくると、そこで進行中の歩道工事によって心理的に進路を阻まれ左へ折れ、その先の公園
道路を右へ…時計回りに小学校を迂回。二頭のゾウの滑り台は相変わらず孤高を託っていたが、周囲は賑やかだった。
先月、写真の神様が降りてきてくれずフィルムが尽きた後に出会った百葉箱と、この日は思う存分向き合えた。
生憎リンクショップは、前日から二日間臨時休業だった。店の前を通り過ぎ、二、三軒隣の「大小パラボラだらけの家」
で数コマ消費してしまったのが、今回も写真の神様が降りてきてくれなかった原因だろう。…最後のコマが尽きた直後、
後ボケの中の魚屋から、狙ってたとおりに若女将が出てきて積み重ねた発砲スチロール箱を抱え、こちらに向かって
歩き出したのだった。
| Permalink | 0
「心と体」カテゴリの記事
- 新車臭い(2021.02.28)
- ウラツダヌマ(2021.02.28)
- 新しいソフトウェアと新鮮なフィルム(2021.02.27)
- 「『東京開放区』−赤城戸澤写真道場グループ展−(前期)」に参加いたします。(2021.02.27)
「1970's / 80's」カテゴリの記事
- ウラツダヌマ(2021.02.28)
- 新しいソフトウェアと新鮮なフィルム(2021.02.27)
- 「『東京開放区』−赤城戸澤写真道場グループ展−(前期)」に参加いたします。(2021.02.27)
- アオマチ(2021.02.26)
「タワー / 飯倉 / 蔵前 / 新宿 界隈」カテゴリの記事
- きょうは寄り道して変える予定です。(2021.02.26)
- ドック終了(2021.02.22)
- ゴメンあすはテレワークになったんだ(2021.02.18)
- Train coming(2021.02.07)
- 20th Century(2021.02.06)
「Demio / AXELA / MAZDA」カテゴリの記事
- 護国寺の空(2021.02.21)
- 新宿の空、浅草橋の空、津田沼の空(2021.02.20)
- 8,789(2021.01.09)
- セカンド・コンタクトの続き(2020.12.30)
- セカンド・コンタクト(2020.12.29)
「Photography」カテゴリの記事
- 新車臭い(2021.02.28)
- ウラツダヌマ(2021.02.28)
- 新しいソフトウェアと新鮮なフィルム(2021.02.27)
- 「『東京開放区』−赤城戸澤写真道場グループ展−(前期)」に参加いたします。(2021.02.27)
「習志野 / 船橋 界隈」カテゴリの記事
- 新車臭い(2021.02.28)
- ウラツダヌマ(2021.02.28)
- 新しいソフトウェアと新鮮なフィルム(2021.02.27)
- アオマチ(2021.02.26)
「ヤナギタ・クニオー」カテゴリの記事
- ウラツダヌマ(2021.02.28)
- 新しいソフトウェアと新鮮なフィルム(2021.02.27)
- 「『東京開放区』−赤城戸澤写真道場グループ展−(前期)」に参加いたします。(2021.02.27)
- アオマチ(2021.02.26)
Comments