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Aug 04, 2013

蝉時雨を浴びに行った土曜

津田沼を出発した「津14」バスは、成田街道から右に折れ旧前原団地界隈の木立の多い坂道を下って上った。
窓ガラスに隔てられているとはいえ、外で鳴く蝉の声の存在感は拍子抜けするほど薄かった。畑地や雑木林の
多く残る飯山満界隈にさしかかってもそれは変わらず、船橋整形外科バス停の眼下に拡がる吹上の谷を前にする
に至っても、遠くからかすかに聞こえてくる程度の、ささやかな「夏なんです」だった。


SPICULEで散髪を済ませた後、南房総方面では「どっぽん便所」という用語があるらしいという話題が出て、
彼の地出身の知人に問合せて真偽を明らかにするというミッションを帯びて店を出た。
いったん富士見台へ向かって一二歩踏み出すも、すぐに踵を返して中村橋方面へ。やがて千川通りに葉桜並木が
現れると…頭上から、まるで全身を洗い流すように降ってくる夥しい蝉時雨。
…アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ。それを全身に浴び、それにずぶんを委ねながら、生き返るような
心地で歩く。「ホーシーツクツクじゃないけど夏なんです」


フジヤカメラ本館2階にはフィルム売り場が再構築されつつあり、横から覗いてみたところ、Ektar 100はやはり
津田沼価格には敵わず、春先には¥3.98kだったPortra 160五本パックが¥4.36kに値上げされていた。その一方、
FUJICOLOR C200という逆輸入商材が一本¥0.34kで並んでいた。これは、かの銘感材SUPERIA 200と同一品かも
しれないと触手を伸ばしかけたが、思い止まった。


きょうの昼下がり、高山写真館へ出向いて現像を依頼。
ふだんの倍かかると告げられた上がり待ちは、例によって社長と世間話をしている間に終わった。140だか124
だかのフィルムを使うという、上等な革ケース入りの砂型鋳造アルミの塊のようなカメラが目に留まったことは
さておき、きのう思い止まっておいて正解。C200が¥0.29kで売られていた。二本ゲット。

On August 3rd
Nkon F3P, Ai Nikkor 35mm F2S and Kodak Ektar 100,
scanned with OpticFilm 7600i Ai

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