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Feb 18, 2011

ついでに「デッドセクション越えの暗転」も再現してくれたら面白い。

地下鉄銀座線 開業時と同色、レトロな車両に 来年春に1編成、13年春から順次切り替え - 日経電子版

地下鉄銀座線が来年からレトロな新型車両に切り替わる。東京メトロが発表した。日本初の地下鉄として1927年
(昭和2年)、上野―浅草で開業した当時の車両と同じ黄色とチョコレート色を組み合わせたデザイン。来年春
に1編成を先行して走らせ、2013年春から残る37編成を順次新しい車両にする。

新車両は1000系と呼ばれる。1人当たりの座席幅は現行の01系より3センチ広い46センチ。車両連結部や荷棚に
は透明な強化ガラスを使い、車内が広く見えるようにした。台車の車軸がカーブに沿って自動的に動き、車輪と
線路がこすれ合う不快な音や振動を抑える。

開業時の車両は木製の車両が多い当時では画期的な不燃の鋼鉄製で、最新鋭の自動列車停止装置(ATS)を搭
載していた。68年に引退した。〔共同〕

…色のことはさておき、新型車両が登場するらしいこと自体については、きのうのこのリリースで知っていた。

住友金属と住友商事、東京メトロから銀座線の新型車両向け操舵台車240台を受注 - 日経プレスリリース

住友金属工業株式会社(以下 住友金属)と住友商事株式会社(以下 住友商事)は、東京地下鉄株式会社(以
下 東京メトロ)殿から、住友金属と東京メトロ殿が共同開発した操舵装置を搭載した台車(以下 操舵台車)
を240台(120両分)受注しました。操舵台車とは、従来台車に固定されていた車軸の向きをレールの曲線
に合わせて、曲線の走行をスムーズにすることで、騒音や車輪の摩耗を軽減する台車です。今回受注の台車は、
2012年春に営業運転開始予定の東京メトロ殿 銀座線新型車両1000系に使用されます。操舵台車が地下
鉄に採用されるのは国内初です。また、操舵台車の受注としては、国内最大です。

…ということで、試行錯誤を重ねた結果、一車両に四本ある車軸のうち二本をステアさせるという新開発の台車が、銀座線
開業時の車両と同じ1000番台を振られた新型車両に搭載される…という巡り会わせの妙は気に留めていたが、車体の色まで
原点回帰させるとは思い至らなかった。よもや今どきアルミの車体を全塗装するとは考え難いので、ラッピングトレイン
の手法を用いるのだろうか。…ついでに「デッドセクション越えの暗転」まで再現してくれたら、もっと面白いのだが。

はじめに全文引用した日経の記事へのリンクはいずれ辿れなくなってしまうので、東京メトロの資料もリンクしておく。

東洋初の地下鉄に黄色い電車が復活 銀座線に新型車両1000系を導入 平成24年春から運行開始 - 東京メトロ[PDF]

日経の記事で使われていた「黄色」という表現が引っかかっていたのだが、本家本元がそう書いていたか。銀座線のライン
カラーであり、現在の01系に置き換わる前の鋼鉄車両が纏っていた「橙色」は、開業時とは異なる色合いだということなの
か?…四半世紀余り前、万世橋の旧交通博物館の道路に面した東屋のような一角にまるで放置されるように展示されていた
1001は、地面に落ちて誰も見向きもしない干乾びた夏蜜柑みたいだったことを憶えているが、その後化粧直しされて葛西の
地下鉄博物館に保存されている同じ1001の写真を見る限りでは、どうやらそういうことらしい。
この資料のいちばん下のモノクロ写真に旧1000形が濃い色に写っているのは、パンクロマチックフィルムがまだ一般的では
なかったためだろうか。

ところで、この新型1000の正面から側面にかけての丸みを帯びたフォルムのモチーフは、どちらかというと旧100形を想起
させると僕には感じられる。…1981年頃の夏だったか、中野検車区の片隅に取り残されるように佇んでいた一両を遠くから
捉えたネガフィルムが、今回の引越しを機に発掘されることを切に願うw

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