あすでまたひととせ
去年初めて感じた小田急線の踏切の音は今朝も鳴っていたが、あまり長続きしなかった。今年、MRIのトンネルに潜らせた
アタマの中で初めて繰り広げられたのは、「銃撃戦」だった。…左の耳の下あたりから鼻の裏あたりに向かってダダダダダっ、
それに対抗して、右頬の裏あたりを斜め上に向けてタタタタタっ…が交互に繰り返されること十数分。やがていつものように
寝台を揺さぶる大波小波が足元から寄せてきて、背中の裏あたりまで這い上がってきたところでお仕舞いとなった。
八年と四ヶ月前の初体験のとき…正確に云うとそれは、気を失っていた手術前の撮影から数日後、いくぶんか正気に戻って
初めて体感した二度目の経験のとき…の、「どうとでもなりやがれ…」と独りごちていた心許なさを懐かしく思い出した。
「毎年受けてもらっているので…」と、去年初めて出会った撮影技師が気を利かせてくれたおかげで、今年はその場で七枚の
写真を受け取ることができた。
中央線に乗り、例によって一駅西で降りるが、ふと思い立っていったん南口へ出てみる。十何年ぶりかのことだったと思うが
北口と同様こちら側も、ぱっと目に飛び込んでくる光景から受ける印象は昔日馴染んだそれとさほど変わらない…と思って
いたら、ロータリーに入ってきた一台の寸詰まりのバスに目が留まる。LEDの経路表示に「中野新橋」「川島商店街」といった
地名が浮き上がっている。…昔はなかった「中83」というそのバスは、昔日と同じ場所に出張所として現存していた三井住友
銀行の前、よく利用した永福町行きと同じ乗り場から、一時間に一本のダイヤで出ていた。
10:10@中野五丁目
1/1000, f7.2, ISO 200, RICOH GXR with RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4@24mm
まるでクリストクリムトの梱包芸術の出来損ないのようだった旧丸井本店は、心機一転撒き直しの真っ最中だったのだろうか。
久しぶりに棚が賑やかで心オダヤカになれたフジヤカメラ浴では、OP/TECH USAのネオプレンカバーと、panda用の電池
WEINCELL(MRB625)のみを調達。
津田沼に戻った昼下がり、改札前の銀河高原プリンを見繕って仕込み中のマスターに差し入れ。後でマタクルヨネキマスよと。
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