巧くはなかったけれど…
100円貯金で1ゲーム 「スペースインベーダー」テーブル筐体型貯金箱 - ITmedia
タカラトミーは、「スペースインベーダー」のテーブル筐体型貯金箱
「スペースインベーダー ゲーム筐体型バンク」を3月26日に発売する。
100円玉を投入するとスペースインベーダーをプレイでき、そのまま
貯金できる。5775円。
スペースインベーダーが登場した1978年、中学一年生の僕が住んでいた四国は松山の鉄筋
アパートの真向かいにはタイトーの営業所があったのだが、そんなことは露知らなかった。
大街道あたりのゲーセンにでも出かけていれば出会っていたかも知れないが、「保護者の
同伴なく校区外へ出かける時はガクランを着用すべし」という堅苦しい校則に縛られた身
では、せいぜい映画館や書店に行く程度が関の山だった。それに、果たして当時の松山の
繁華街にソレが上陸していたのかどうかも疑わしい。
そんな訳で、僕が初めてスペースインベーダーに相見えるのは、翌1979年、父の五度目の
転勤(僕が生まれて以降)で舞い戻ってきた東京の街でのことだった。すでに松山で、確か
TVの「ムー一族」に登場したのを見ていたが、現物に出会ったのは、中野ブロードウェイ
だったか、はたまた秋葉原のラジオデパートあたりだったか。
そのうち中野新橋界隈にも、紛い物も含め"インベーダーゲーム"を置く喫茶店やゲーセン
が現れ始めたが、そういった店はたいていの場合、ツッパリたちの溜まり場になっていた
から、おいそれと足を運ぶわけには行かなかったw
だから、僕とスペースインベーダーとの交わりは水のように薄い。ゆっくりと向き合った
という記憶がない。
クラスメートの中には、「名古屋打ち」などの秘儀を得意満面に解説するヤツもいたが、
いかにも昨今のアキバ系の先駆けのような風体だった三十年前の彼は、地元のゲーセンで
ツッパリたちの介入をかいくぐって修練したのだろうか。それとも"安全な"他所の町まで
足を延ばしていたのだろうか。
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