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15時過ぎ、いつもの坂道を辿って国道沿いのディーラーへ向かう。…気がつくと、薄日が
差したように思われていた空から、ウィンドウに雨粒が撒かれている。それをワイパーで
拭い去った先の視界から、大欅の枝は消えていた。前を通り過ぎたとき、人の背丈ほどの
"切り株"に成り果てているのが分かった。通りを挟んだ斜向かいの欅も、同じ姿になって
いた。先週は気づかなかった。、
きょうもほかに接客のない販売課長と昔のクルマのハナシなどに花を咲かせていたところ
…不意に、暮れに17-Mile Driveで見かけた510ブル(DATSUN 510)の傍らに立ったときの
匂いが甦ってきた。販売課長にそのことを告げると「…あぁ分かります。昔はみんなキャブ
でしたから、気化したガソリンやらオイルやらの匂いをプンプンさせてましたからねw」
工場の方はついさっきまで混み合っていたらしく、暫く間をおいてから角刈りリーゼントな
メカのお兄さんが出てきて頬をやや紅潮させながら言うには、取り外したときは三割方の
余力しかなかった僕のバッテリーは、数日に及んだ丁寧な補充電の結果、比重12.8という
最適値まで回復したそうだ。
自宅へいったん戻り、船橋へ出直す。今度はお目当てのお店に間違いなく辿り着けた。
丁寧な説明を聞き、試飲させてもらって、気に入った二品を買い求めることができた。
ありがたいことだ。
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