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Sep 18, 2008

ヒント

きのうの誰かによるテキスト検索結果で目に留まったblog。すでにリンクが切れていて、
キャッシュでしか読めなくなっているが…

身体への重力の影響・支配 - トワイライトゾーン(真実はどこにある) 2008/4/25(金)


次の例を考えてみてください。私がリハビリの実習生に必ず出す質問です。
質問? あなたは平均台の上を歩いているときに、りんごの皮をナイフで剥く
ことができますか?
答えは多くの人はノーとなるでしょう。
ではあなたは、なぜりんごの皮を剥くことができなくなってしまうのでしょうか?
普段であればできるのに、あなたは麻痺になってしまったのでしょうか?
これは、別に麻痺でも何でもなく、腕が身体のバランスをとろうとして力が入っ
てしまい、指先などの細かな動きをしようとすることを押さえ込んでしまうから
です。
これを専門的には分離運動ができない状態といいます。
そして、平均台ではなく、安定した広いところに立ってさえいれば、あなたは
りんごの皮を剥くことにそれほど抵抗はなくともできる可能性は高くなるはず
です。
すなわち、腕でバランスをとる必要が平均台と比べればはるかに小さくなる
からです。
このように私たちの身体は左右のバランスが崩れる際には、意識と関係なく、
身体が自然に緊張し、倒れることを防ごうとします(防御作用)。


大いに思い当たる。…左手だけでなく、右手まで不器用になったのかと感じるときがある。
お店のレジの前で、つり銭を小銭入れにしまおうとするたび感じるあの焦りは、こう考える
ことでかなり薄らぐ。いくつかのことを、いっぺんに、素早くこなすことが、まだまだ不得手
なままなのだと。

きょうの帰り、できる限り丁寧にゆっくりと足を運ぶよう努めながら歩いた。かたや左足には
重力と緩やかに折り合いがつけられるよう念じ、こなた右の足には左足を重荷と感じぬよう
言い聞かせ…。

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