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May 12, 2008

1,580台

asahi.com:フィルムカメラ、市場縮小で統計公表とりやめ 2008年05月04日

後日のリンク切れに備え、やや長めに引用。

フィルムカメラの生産・出荷統計の公表がとりやめになった。カメラメーカ
ーなどでつくるカメラ映像機器工業会が毎月公表していたが、市場縮小
で集計値が公表基準を満たさず、4月に発表した2月分の統計から集計
欄が空欄に。生産・出荷は今後も続くが、フィルム時代の終わりを印象づ
けている。

同じ版元から出ている写真雑誌の執筆・編集サイドから見たら、ハシゴを外された恰好の
物言いだw

同会によると、集計対象のメーカーが2社以下だったり、集計値の8割以上
を1社が占めたりした場合、公表しないとする基準があり、2月分が抵触。
いったん非公表になると、翌月以降も見送られるため08年の累計も公表さ
れない。来年以降、基準見直しなどで公表が復活する可能性はあるが、51
年から続くフィルムカメラの統計の公表が07年までで途絶えてしまうことも
ある。

08年1月の統計では、フィルムカメラの生産は1580台(デジタル約541万
台)、出荷は1万1573台(同約587万台)。

2社で生産台数が1580台?あるいは、このうちの8割を1社で生産?
N社?F社?…それとも、ケンコーのFマウントのヤツだろうか?

銀塩カメラ/カメラ用交換レンズ生産出荷実績表(カメラ映像機器工業会統計)
2008年2月分[PDF]

※銀塩カメラ合計の区分は、集計上の規定を満たさなかったため、表示が出
来ません。(3月分以降も、同様に銀塩カメラ合計の区分は、表示されません。)

終わりだとは考えたくないが、確かに今後は統計から除かれてしまうようだ。

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Comments

僕も、いつも出してるDPEが値上げしたのを受けて
いよいよ銀塩写真市場も先細りなのかな…などと寂しくなったが
それでも相変わらず今日の子供の運動会は相変わらずネガで撮って
でもそのフィルムを同時プリントに出す段になって思い出した。
http://mainichi.jp/select/science/archive/news/2008/05/11/20080511ddm016010143000c.html
『デジタルカメラやカメラ付き携帯電話の普及した今でも、年7000万個が売れるという。』
銀塩写真市場が「使い捨て」カメラに支えられているというのは
言葉の響きだけでも十分に皮肉だが、それでもまぁヨシとするか(笑)。

Posted by: 柳暖簾 | May 12, 2008 21:19

まずは僕の勘違いを訂正。

生産台数1,580台だったのは1月のことだから、非公表になった2月の実績は推して知る
…ことはムツカシイw

閑話休題。
…まぁ、現行銀塩機でいずれ手に入れたいと思っているモノはありますが、実際のところ
胸ときめすのはすっかり中古品市場の方になっちゃいましたからねw

…そうそう。五、六年くらい前に何かで読んだのですが、何だかんだ云って「写ルンです」
に代表されるレンズ付きフィルムの"実力"って、800万画素クラスのデジカメに匹敵する
とか何だとか。
その当時、民生分野にそんなシロモノは存在しなかったから、まさしく「へぇ~」でしたw

Posted by: USHIO | May 13, 2008 12:04

今朝、ふと目にとまった本棚のアサヒカメラを手にとって開いてみたら、
アクリルレンズについての記事があった。
「写ルンです」のレンズも、それだけではなくCDのピックアップもアクリルレンズであり、
以前はガラスレンズを3枚4枚と重ねて性能を得ていた顕微鏡の接眼レンズも
非球面のアクリルレンズ一枚で事足りるのだそうだ。
『800万画素クラスのデジカメに匹敵する』性能というのも宜なるかな。

ところで先日「20年ぶりにカメラ雑誌を買った」と言ったが、
このアサヒカメラは1991年8月号であり、しかし言い訳するとこの号は
ライカレンズの特集記事を読みたくて父が買ったもの。
僕はこの頃はカメラからはすっかり遠ざかっていたなぁ。
中盤にあるニコンの広告には当時の旗艦であったF4が堂々と(笑)。

Posted by: 柳 暖簾 | May 16, 2008 13:01

僕はその頃、Konicaの「現場監督」を持ち出すことが多かったかな…

Posted by: USHIO | May 16, 2008 19:57

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