« May 2007 | Main | July 2007 »

Jun 30, 2007

環八

R0010283_2_1
17:14@上北沢五丁目

御殿場あたりで通り抜けた豪雨の中、舗装の継ぎ目の上でハイドロプレーニングに乗った。
スルスルッとテールが揺れ、横を向いた!と思ったときには、すでに何事もなく走っていた。
メーターの上でインジケータが点滅していた。

裾野へ赴くのは昨年十月、秋のイベント直前以来のこと。そのときに撮った写真を渡した
ことをパパから聞いたのか、さつきちゃん上機嫌で赤穂の塩饅頭を僕の口に押し付けた(笑)

顔ぶれも変わり人数減とはなるものの、今年も秋のイベントを挙行するという方針は決定。
久しぶりに難波さんトークショーを楽しめることになりそうだ。

帰途は、立ち込めた雨雲に遮られて全く拝めなかった富士に近づいたあたりでまた豪雨。
弱まったり強まったりを繰り返し、多摩川を越える頃にはいったん抜けた。

久しぶりに環八外回りを辿ってSPICULEへ向かう。八成橋で千川通りへ折れると違和感を
覚える。…育英高専があったところが丸ごとマンションに様変わりしようとしていた。
三十数年前、二百所帯に百人もの子供たちが飛び回っていた下連雀の団地も、こんな風に
上書きされた風景になってしまっていると兄から聞いたことを思い出す。

アタリ前田のクラッカー、スタッフの皆様のツボに入ったようだった。

| | | Comments (2) | TrackBack (0)

Jun 29, 2007

ゆらゆら

R0010274_2_1
07:30@神田佐久間町

この三年来、毎年今頃の時期に受診している脳ドック。きょうは、最近さほど珍しくなくなった
泊まり勤務明けから、そのまま東中野へ向かう。

佐久間学校通りや昭和通りで、黄色い帽子にランドセルの一群と幾度となくすれ違う。
強いられた集団登校とは一風異なる空気を纏いながら、子供たちが思い思いに行き過ぎる。

…ふと、昭和40年代三鷹の朝の風景が浮かび上がる。

歩道設置工事中で危険なバス通りを迂回させるためPTAが設定した仮通学路が銀行所有
の広い運動施設の中をショートカットするルートで、夏休みのプール一般開放の時以外立ち
入ったことのないグラウンドや木立の中を歩くのがすこぶる新鮮だったこと。
空の高いところを"手足の長い"飛行機がゆっくり飛んでゆくのを、よく見かけたこと。
もしかしたらベトナムとの間を往還するB-52を見上げていたのかもしれない低学年の僕は、
交通戦争から学童を守るというPTAの大義ゆえ嵩の張るランドセルの携行を認められず、
大ぶりな幼稚園バッグのような学校指定カバンを袈裟掛けにしていたこと。


…黄色い帽子にランドセルの子供たちは、秋葉原駅の昭和通り口から涌き出るように現れ、
改札先のエスカレータを次々と流れ下ってきて…結局、僕が乗り込もうとする三鷹方面行き
の黄色い(帯だけを巻いた)電車をその源としていた。


御茶ノ水へ渡る高い鉄橋を過ぎると、従来の橙色に塗られた中央線電車が合流してきた。
子供の頃馴染んだ車両とは勿論違うが、今やコレを見るといつも懐かしい心持ちになる。
五年前、リハビリに通った新八柱~市川大野間をポンポン飛び跳ねて走っていた橙色は、
三十年以上昔のまさしく子供時代の車両だったはずで、そのときは出遭いたくない迷惑な
存在に過ぎなかった。だが今やこの色は、生まれ育った土地や時代への縁となっている。


おととし更新された巨大なSIEMENS製MRIの傍らで僕を待っていたのは、年に一度の
顔馴染みの技師さんだった。

去年云われた「最後にちょっとビックリ」の段階に至ったときは、ほとんど眠りに落ち
かかっており、地震でもきたか!と飛び起きそうになった。"1/fゆらぎ"の効果てきめん。

今回、写真の持ち帰りはなし。一週間ほど後に診断結果を受領してから、必要に応じて
取り寄せることにした。


健診センターを出て黄色い帯だけ巻いた電車に一駅乗り、中野北口はフジヤカメラへ。

…改めて、まだ実用性も衰えないF3の値段が上がってきたという暖簾さんの指摘が
当たっていることに気づく。
半年前には十箱以上並んでいた黒ケーキの新品在庫はついに払底し、白ケーキのみが
数箱残っていた。…ホッと胸をなでおろすような、なんだか寂しいような。

橙色の帯だけ巻いた新しい中央線快速電車に乗って新宿へ。東中野から大久保へかけて
の大きな右カーブから久しぶりに望んだ西新宿の風景は、寄せ集めで特徴のない"山塊"
に成り果てていた。このところ意識下で気になっていたことが、そういう言葉となって現れた。
京王プラザだけがすっくと一本立ちしていた頃、「もしもアレが倒れてきたらココも危ない」と
背筋を冷たくしたのは、ただの子供の錯誤なんかじゃなかったのに…と思う。

新宿駅のホームに着いて目の前のエレベータを上がったら南口改札だった。どうしよう…と
思いかけ、向かって右の方の外れから京王・小田急両デパートの谷間を西口広場へ抜ける
「モザイク通り」の入り口があったのを思い出し、記憶どおりに辿り着く。
…居並ぶ店はすっかり様変わりし、二十年前に様々な小物を物色し手に入れた店は一軒も
残っていない。

炎熱の中をゆらゆらと泳ぐように歩き…、気がつくとMAPカメラ本店の4Fにいた。そのまま
吸い寄せられるように進んだ先に、中古のガンカプラーAS-17があった。

近くのスタバに入りアイスラテを頼むと、開店一周年御礼のマグ一杯分ほどのコーヒー
豆をくれた。飲み干す頃、近くの待ち合わせ場所に着いた母からの電話が鳴った。

| | | Comments (0) | TrackBack (2)

Jun 28, 2007

信憑

地元の飲み屋で市役所筋から聞いた。都市伝説は、実は根も葉もあるハナシだったと。

"イオンショック"による集客効果よりも新津田沼駅周辺の地盤沈下を恐れたヨーカドーは、
南口に退いてサンペを拠点とすることを一時期本気で検討していたのだという。

それが頓挫した大きな要因は、コスト。移転や建物の改修にかかる費用に加え、ネックと
なったのがベラボウな家賃だったのだと。

…逃げ出した元の大家日本生命にまつわる噂話も本当だったようだ。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 27, 2007

ユルい月

R0010269_2_1
20:31@台東一丁目

中央区某所にて友人と飲む会は残業によりキャンセルさせてもらったが、宵越しのカネを
手数料無しで引き出せる刻限には間に合うよう会社を出てこられた。

久しぶりに線路沿いの店へ向かおう…

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 26, 2007

三週間ぶり

昨夜見送った月刊写真雑誌二冊買いを終えて向かった先は、線路沿いの店ではなく自宅。
旅行で草臥れた上に爪切りをしくじったため痛んで尚更歩き難い左足を慮っただけでなく、
三週間ぶりにサラリーマンNEOを観て安らぎたかったから。
…果たして今夜は、内村光良をゲストに迎えてのスペシャルだった。
…相変わらず達者なキレっぷりのウッチャンではあったが、それはたとえば、十数年前の
「夢で逢えたら」などの世界をうっすらと想起させこそすれ、僕が求めていた安らぎとは
やや異なるものだった。
…「ネクタイの缶コーヒー結び」は、こんど試してみようかしら。

| | | Comments (3) | TrackBack (0)

Jun 25, 2007

プチ気掛かり

24時間前とは真反対な境遇に身を置き…すなわち総武線各停に揺られながら、昨夜電話で
ディーラーの販売課長が言っていた「申し訳ないハナシ二件」を反芻してみる。

・別に急いでないから…とのんびり構え今週末まで対策繰り延べを承諾していたリコール、
「台数が膨大で対策部品の供給が追いつかず、さらに数週間お待たせすることになりました」

同社は該当者に謝罪文を送付した上で、電話や訪問で報告とおわびを進めているという。
「お客様の住所の最初の八文字、氏名、ナンバー…といった個人情報が入っていました。
セキュリティが掛っているため直ちに漏洩するとは考え難いんですが、ご迷惑が及ぶ場合
もありますので…」

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

Jun 24, 2007

R0010265_2_1

今回は柿の葉ではなく、「いづ重」の小鯛笹巻き寿司といなり寿司を買って帰った。
食べ終わってひとごこち着いた頃、バッテリーが戻ってきた。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

@一年ぶりの新京極「スタンド」
R0010256_2_1
12:26 満漢全席…のまだ序の口


R0010259_2_1
12:55 きょうの一番人気、豚野菜炒めあんかけ


R0010261_2_1
13:08 相変わらず謎多き明朗会計システム


R0010263_2_1
13:45 僕のラーメン原体験、吉祥寺五十番の中華そばによく似た昭和40年代風味。

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

R0010246_2_1
09:07@京都駅地下イノダコーヒ

こんど来たときももコレにしようのヒレカツサンドセットと砂糖抜きだけにしとこうコーヒー。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 23, 2007

カレーうどん→単純硫化水素泉

R0010226_2_1
13:43@南禅寺北ノ坊町


R0010227_2_1
16:17@鞍馬本町

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

絹雲

きのうはただのウェイトと化していたF3、コダクロームを詰めて持ってきた甲斐があった。
R0010209_2_1_1
10:21@堀川松原


R0010221_2_1
11:49@西賀茂鎮守庵町正傳寺

| | | Comments (0) | TrackBack (2)

きょうのしあわせ_2

R0010201_2_1

16:05@天五中崎通商店街

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 22, 2007

きょうのしあわせ

R0010186_2_1R0010189_2_1
R0010193_2_1_1R0010194_2_1

09:32@朝から開いてる大弥

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 21, 2007

突貫作業

R0010185_2

残業後日付が変わる頃に津田沼へ戻ると、サンペ裏道路を封鎖してクレーン車が作業中。
今月に入って二度目だったと思う。…屋上の携帯電話基地局か何かの載せ替えだろうか。
それとも、オレンジ色の弓張り月に代わる新たな看板が掲げられる日が近いということか。

…僕の旅支度も、今夜帰ってから突貫作業だ。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 20, 2007

鳥越一丁目_12

R0010183_2

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 19, 2007

鳥越一丁目_11

R0010180_2

朝、平井あたりまで来たところで電池が切れ、音楽が途絶えた。
いくつも越える川や運河のことごとく、きょうは水面が濁りあるいは漣立ち、"明鏡止水"
を連想させてはくれなかった。

出社すると、昨夜遅くに送った資料にやはりダメ出し、午前中いっぱい掛かって作り直す。

昼休み、不得手をひとつ克服できたという実感を胸に食後の散歩に出かける。
きのうこの界隈で秋桜が咲いているのを見たという人がいる。ところが、路地の植木鉢や
植え込みや空き地の片隅へ…と、いくら目を凝らしてみても見当たらず、引き返し始めた
矢先、このハンギングポットに目が留まり、何となくカメラを向け始めるや否や
「ちょいと、おニイさん…」と声をかけられる。
「非道い人がいるのよー。花屋さんで買ってきて、二週間手塩にかけて面倒見て、やっと
沢山キレイに咲かせたと思ったのに、今朝になったら盗まれちゃってたのよー。ダンナは
『もう買うなそんなもん!』て云うんだけど、悔しいからまた買っちゃったわよォ」

…これから二週間通いつめてみるのも悪くないかなと、ちょっと思った。

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

Jun 18, 2007

方針転換

Md4_a_go_070618_230702_0001

幸いなことにガンカプラーAS-17は現行品だったが、なんと四ヶ月待ちのバックオーダー。
F3製造終了まで間もない時期に至って突如発売され、コレにより初めて"F3専用品"以外の
純正スピードライトでもTTL自動調光による撮影が可能になったという、曰くつきの代物。
そんなイキサツがあったことはおろか、それまでのF3にそんな制約があったことすら僕は
知らなかった。

F以来の"ヘンな"アクセサリーシューが巻き戻しクランク部に備わってることはもちろん
知っていたが、既にあるガンカプラーの中にソレを実現するモノがあるものだとばかり…

それほどまでに、F3は僕にとって縁遠い…というか関心外の存在だったんだ、かつては。


…じゃひとまず、同じくらいの値段で手に入るコッチにしたら…と悪魔の囁きが聞こえた(爆)
…自らへのプレゼントだと思い込む。

| | | Comments (5) | TrackBack (1)

Jun 17, 2007

旅支度

R0010177_2

| | | Comments (2) | TrackBack (0)

Jun 16, 2007

台東区→保土ヶ谷区

R0010150_2R0010156_2

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 15, 2007

梅雨もそう悪いもんじゃないと思っているが

R0010148_2

今週初めから自宅留守電に数回メッセージが吹き込まれていたが、昨夜兄から教えられる
まで、そのことに気づかずにいた。

昼休み、着歴からメモった携帯に出たのは、八ヶ月前同様平謝りな発動機販売担当者。

元々二月の予定だった良品バッテリー、再々度の造り直しを経てようやくお届けできます。

結局一度も跨ることなく埃を被ったままの4ストビーノと引き換えに、待ち遠しい夏がくるのか。

…そうそう、等級保存で寝かせてあるTDM用任意保険の手続き期限まであと六日になった。

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

Jun 14, 2007

拇指球

R0010147_2

きのうの夕刻、会合へ向かうため足早行脚を続けた挙げ句、神田佐久間町に差し掛かると
足指が鈎爪状に突っ張り言うことを聞かなくなった。
足引き摺りながらの遅い歩みに戻ると、濃い紫陽花色が揺れながら目の前を通り過ぎた。

今朝の総武線、ドア脇のポジションに落ち着くと、縮こまった左足指に対して念を送る。

弛くなれ、延びよ…と。

すると、時には成功することもあるその営みが、今朝は幾度も気持ちよくキマるのだった。

右足に同じ念を送ってみると…

拇指の付け根の裏側に力が入って踏ん張ることで足指が拡がって延びる

…という一連の動きが読み取れた。たまたま今朝はソレが左足でも繰り返し出来たらしい。


その部位が拇指球と呼ばれることを知ったこのサイト、歩く稽古の参考にしてみようか。

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

Jun 13, 2007

台東一丁目_10

R0010146_2

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 12, 2007

Sunny Morning

R0010143_2

毛繕いしていてふと向き直ったら朝日が目に入って眩しかった…んだと思う。

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

Foggy Dawn

R0010141_2

午前5時、予報的中。昨夜の洗濯物は部屋干しにしておいて正解。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 11, 2007

鳥越一丁目_10

R0010139_2

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 10, 2007

ますますもってビョーキ

R0010128_2

ボディのみならず、後々のAFレンズとは大違いな専用レンズの造り込みの素晴らしさ。
おととい手に入れたアイレベルファインダーとL型スクリーンを組んで覗き込んだ世界
いっぱいに映し出されたのは、80年代日本のモノ造りのひとつの精華だった。

| | | Comments (4) | TrackBack (4)

Jun 09, 2007

コメダ珈琲店

R0010096_2
R0010097_2

シロノワール…ヒレカツサンド、この順序で完食。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

弓張り月だった_2

R0010091_2R0010093_2

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 08, 2007

収穫アリ

R0010087_2

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

Jun 07, 2007

台東一丁目_9

R0010072_2

…あるいは、Advanced [es]ならば段取りが効率化される…のか?(爆)

| | | Comments (2) | TrackBack (0)

Jun 06, 2007

鳥越二丁目_2

R0010076_2

"マスタックス"の裏は、"キドカラー"だった。

| | | Comments (0) | TrackBack (1)

Jun 05, 2007

台東三丁目_19

R0010068_2

今朝は、この直後に薄目を開いた。…まだまだ道のりは遠い。

| | | Comments (2) | TrackBack (1)

Jun 04, 2007

台東三丁目_18

R0010062_2

いつだってこのコは、一心不乱に「我関セズ」だ。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 03, 2007

TSUYUdanuma

R0010050_2
R0010056_2
R0010060_2

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 02, 2007

文字

R0010041_2_1

きょうは朝からずっと潮の匂いがする風が吹いていたが、日の暮れる頃松戸へ向かう電車
に乗り込むと、それも分からなくなった。

母に顔を見せ、同じ食卓を囲む。晩飯と親孝行の両立。
延ばし延ばしにしていた父のプロバイダ解約に先立ちメールボックスに溜まったメールを
取り込むため、書斎に入り父のPCを立ち上げる。途方に暮れかけたログインパスワードは
"ヒント"をクリックしてみたら難なく判った(笑)

ログイン後、ウィルス定義ファイルやセキュリティパッチの更新セッションが走り出して
再起動待ちを余儀なくされる間、何気なくディスプレイ横のボードに挟まれたメモに目を
やると、そこに遺された父の文字。「41年4月匡人の表情 0003、0004…」
写真をCD-Rに焼いてくれたときのものだろうか。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

Jun 01, 2007

鳥越一丁目_9

R0010034_2_2

昼休み、30時間ぶりに陽光を浴び、蒼い空を見上げる。
乾いて冷たい風が、完徹明けの火照ったカラダに心地
よく染みた。

もう36時間以上眠っていないことになる。
ひと段落着いた今のウチに帰ってしまおう。

| | | Comments (0) | TrackBack (0)

« May 2007 | Main | July 2007 »