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Feb 14, 2007

春一番らしかった

母からの電話によると、相変わらず眠ったり目覚めたりの父は、大事をとってきょうから
個室に移ったそうだ。本人は大部屋に居たがっていたと聞き及んでいたが…

つまりは気圧配置が、西高東低から反時計回りに転じた結果に過ぎないと云ってしまえば
それまで。その理屈を知ってしまったから…ではないにせよ、少なくとも、キャンディーズが
唄った頃のように、何かを期待させる高揚感を伴った気象現象でなくなっているのは確かだ。
会社から仲御徒町まで、津田沼から家まで、雨量はそれほどでもないのにだらしなく濡れた、
…きょう吹いた風は、僕にとってそういったものでしかなかった。
…それよりも僕の関心事は、昨夜の清洲橋通り沿いで、曲がり角から沈丁花が薫ってきた
"ような気がした"のが、実際のところ何を意味しているのか…ということ。

明日はまた、大きく時計回りに戻って冬の嵐となるらしい。

東海道新幹線の車内、通路扉上のLEDに流れる電光ニュースは信じられないくらいの速さ
でスクロールしてゆくが、同じテキストが数回繰り返されるから読み落とすことがない。
秋葉原駅改札上のLEDに表示される運行情報は、東京駅丸の内地下のそれと同じく、立ち
止まって一文字一文字が現れるのを追わないことには、さっぱり要領を得ない。異なった
旅客会社ゆえのカルチャーの違いのなせる業なのか。

特段遅れることもなかった総武線各停で津田沼まで戻ってくると、タクシー乗り場に長蛇
の待ち行列がのたうっていた。強風のため京葉線が止まっていたのだ。これを一刻も早く
捌かねばという使命感からか、はたまた、入れ食い状態に興奮するあまりなのか、次々と
勢いよくタクシーが飛び込んでくる。不慣れなお迎えのため迷い込んできたような塩梅の
一般車両を蹴散らす、夥しいクラクション。

有難いことに、今年も大好きなチョコレートをいただくことができた。"義理"という枕詞つき
とはいえ、気持ちを受け取るというのは嬉しいものだ。

それにしても、生まれてこの方、"本命チョコ"なるものを受け取ったことは一度もない(笑)
あれはたぶん、80年代の終焉とともにこの世から消え去ったのだろう。あるいは、当時も
今も、"サンタクロースのような存在”なのかもしれない。

…ぃぃゃ、三十年前のできごとを思い出した。…小学五年生だった僕は、自宅のまん前で
待ち伏せていた見知らぬ女子中学生から、突然チョコレートの包みを押し付けられたのだ。
「お兄さんに渡してェーっ♪」って。

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