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Mar 20, 2006

気が気でない

色々考えた末、グリーン料金セット券販売終了日の金曜に1セット(4枚)だけ買い置きした。
Suicaグリーン券導入後初の利用に臨んで、券売機で手間取ったり誰や彼のとばっちりを
蒙ったりした場合に備えたからであって、断じて疚しい気持ちからではないw

…果たして今朝も、改札口に差し掛かったのは、始業15分前までに出社するには"終電車"
となる「7:51津田沼発大船行き」に座れるかどうか瀬戸際の微妙な頃合いだった。…ほら、
備えあれば憂いなしなのだww

幸い「東京駅が終点でない場合は…速やかに降車できるようココだ!」と思い決めている
デッキ直近の座席が空いていた。隣りでは、いつも見かける男性通勤客がいつものように
ケータイイジりに没頭。見上げると、彼の頭上にある"グリーン券情報読み取り部"のLEDは
すでに緑色点灯。…さては、用意周到に"グリーン券情報"をチャージしてから乗ったか、
実は元々グリーン定期券持ちなご身分だったのか、それとも、今イジってるそのケータイ
がモバイルSuica入りなのか。

車掌が、発車のMCに先立ちSuicaグリーン券の導入についてアナウンスするが、いかにも
カンペ棒読み風で"練れてない"風情。「…何だか気乗りしないんですけど案内しますゥ」と
言っているみたいに僕の耳には聞こえる。背もたれを寝かせ、改めて僕の頭上のLEDが
橙色なのを、ちらと見てから目を瞑る。

…が、なかなか入眠できない。…やはり、気が気でない気分になってきたからだ。

さっき発車前のアナウンスで、橙色の場合は「車内販売に伺ったグリーンアテンダントが、
グリーン券を確認いたします」と聞いた気がする。そもそも"車内販売"と"アテンダント"
とが、僕の中で結びつき難いのに、売り物満載のトレーを抱えてやってきた"売り子"ならぬ
"アテンダント"が、そのまま検札も行うという姿を思い浮かべた途端、そこにえも言われず
"演劇ワークショップ的な"映像が湧き上がり、とにかく早くソレを見てみたいと思ったのだ。

…どんなアテンダントに逢えるのだろうか♪とかいう期待はさて措き<ホントか?

船橋を出た頃合いから後方でごそごそと感じていた気配が、市川を出て江戸川を渡る直前
になって、ついに僕の真横にやってきた。

予想外に折り目正しい雰囲気を纏った女性が僕に軽く会釈をする。そして声も押しも弱く、
「…券を、かくに…」と言い始めるが、お終いまで言わせるまでもなく、いつもどおりに
券を手渡す。それを両手で持ち、手馴れた車掌より明らかに長い一瞥を券にくれてから
「どちらまでご利用…」と言いかける彼女をまたしても待たずに「東京まで」と答える僕は
もしかして、イヤな客だったろうか?w

次いで彼女は、検札済みの証を入れるハサミを握りにかかるが、コツが飲み込めていない
のか、あるいは握力不足なのが、数秒ほどの時間をかけて力を込めた挙げ句に、ぺきん!
という音をさせてから、券を僕に返してきた。軽く握ってスタンプだけで済ませたりする
手馴れた車掌とは違い、きちんとパンチ穴を開けたのだった。

その後、ファミレスのオーダー端末風の小ぶりなデバイスを僕の頭上のLEDに向け、何か
ちゃちゃちゃっと操作したように見えた。…が、頭上を見上げても橙色は変わっていない。

ここまでで、ゆうに一分以上はかかっていたはずだ。

「まぁいい、変わってなければ戻ってきたときにまた…」などと邪な考えwが頭をもたげる
より先に「はっ!」とする。"制服の似合う、美人かもしれないけれど単に不慣れな車掌"
というだけの役回り。売り物なんか抱えてなかった。"演劇ワークショップ的"展開とは全く
無縁…かと思いきや、すぐ後を、フツーの車掌には見かけないような風体の、若い無帽の
男性乗務員がくっついて、デッキの方に出て行くのだった。コーチ役か、それとも露払いか。

この調子だと、あの先の二階建てのところで手こずるだろうなぁ…と気になりながらも
うつらうつらしはじめる。
…はっと目が覚めたのは、錦糸町を出たあたりだったろうか。
ちょうど引き戸が開き、彼が彼女を引き連れて、前方から戻ってくるところだった。
立ち客を掻き分けて前屈みに進んでくる彼女の顔が、メガネを外した僕の目には、彫りの
浅い荒川静香のように見えた。
すぐ後方の車掌室に無事帰還すると、やがて「ひとまずはお疲れさん…」などと言う彼の
声が聞こえてきた。

新日本橋を出て、いつもよりふた呼吸ほど遅いタイミングで立ち上がると、LEDが緑色に
変わっているのにようやく気づく。引き戸を開けるボタンを押すと、いつもとは大違いで、
デッキには僕の進路を遮る客はいなかった。そのままドアまで進んで、ホームに進入した
電車が止まるのを待つ。チャイムとともにドアが開く。
すぐ脇には、交替乗務待ちと思われるアテンダントがキャリーを引いた姿で立っていた。
そんなに若くは見えないが、いかにも"スッチー然"としたプロフェッショナルな佇まい。
そういえば、もう五年近く飛行機に乗っていないが、ちょうどその間に"スチュワーデス"
という呼称が姿を消してしまったことを時々奇異に感じる。

Ticket_060320_122101

会社で、いつものように胸ポケットから今朝使ったグリーン券を取り出すと、荒川静香が
力を込めて開けたつもりのパンチ穴は実は半カケで、パンチくずも千切れず残っていた。

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Comments

そうそう、月曜日に東京駅でいかにも「アタシがアテンダントよ~ん!」って装いの女性がいたので、近くでお顔を拝見しましたが・・・・・・
僕より年上???
一気にグリーン車に乗る気が無くなったのは言うまでもありません。

ちなみに、僕は荒川さんより小野寺歩美ちゃんが好きです。あの真剣な表情と試合後の女子高生みたいなハシャギ方のギャップがたまらん

青森までドライブにでも行きますか!

Posted by: まにゃん | Mar 21, 2006 at 23:44

コメントスパムお断りw

…いいなぁ青森(爆)

Posted by: USHIO | Mar 22, 2006 at 00:13

けけけけ、結婚しちまいやがんの!<失敬な(笑)

あぁもうこれからの人生何を目的に頑張ったら良いんだろうか?ぜつぼう

Posted by: まにゃん | Mar 22, 2006 at 20:25

……ウソつき

Posted by: USHIO | Mar 22, 2006 at 23:09

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