80kbps
W-ZERO3の着メロ用にしようとMP3形式の楽曲を再変換(320kbps→80kbps)したとき、
僕は違いのわからない男だった。…が、ひっかかっていた。…そんなハズはなかろうって。
デスクトップPCに繋いだスピーカーの前で、再変換前/後の楽曲を「何となく聞き比べた」
からわからなかったというのが、僅かばかりのよすが。そこで、名器SHURE E3cを通して
「聴き比べて」みた。
W-ZERO3のミニSDにこないだの3曲をコピーし、一方PCからは320kbpsコーデックの
ままの3曲をActiveSyncで持ってきた。そしてWindowsMediaPlayerで矯めつ眇めつ…
結論は「違う。…が、そんなに違いはわからない」といったところ。ちょっと悔しいw
320kbpsの方が、明らかに「いろんな音が聞こえる」のは間違いない。音に厚みが
感じられる。だが、その程度も曲によって異なる。感じる度合いの小さいものから
順に並べると、「君の話」 < 「そして秋」 < 「二人のアカボシ」。
「君の話」は、悔しいことににわかりにくい。アタマのギターのカッテッィングで一発
…かと思いきや、自信を持って区別がつくレベルには聞こえない。元々たくさんの
音色が折り重なっているゆえか。
「そして秋」は、バックグラウンドに始終流れている虫の音の"立ち具合"で判別が付く
が、旋律そのものはシンプル、キーボードとパーカッションのみと云ってもいいほど。
音が立ち上がるときの強さと、消えるときの余韻の残り方も聞き分けの手がかり。
「二人のアカボシ」は、こんなに違うのかとびっくりした。というか、320kbpsの方では
こんなにマラカスっぽいパーカッションがチキチキチキ鳴っていたなんて、それまで
気づかなかった。PCではCreativeのMediaSourceを使い、ZEN MICRO PHOTOを
持ち歩く僕の耳に、とにかく違和感を感じるくらい派手な音に聞こえたのだ。
WMPのチューニングに何かイコライジングでも利いているゆえなのか、W-ZERO3ゆえ
なのかは判らないが、たまにはW-ZERO3のミニSDにアルバム1枚分くらいを入れて
通して聴いてみたりすると新鮮かも知れない。
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