見上げると
毎日そこにあるオレンジ色の月。ついにあと二ヶ月で看板を下ろすことが正式に決まった。
"総合ショッピンッグセンター"津田沼サンペデックがここにオープンして四半世紀余り、
その主は次々と入れ替わってきたと聞き及ぶ。最初の主たるテナントは高島屋(!)だった
そうだが、津田沼デパート戦争に破れ敗退。その後"エキゾチックタウン"というテナント
ビルとして、なかなか好評を得た時期もあったらしい。その"旧称"を戴いたままのビルが
描かれた電飾看板をいまだに駅周辺で見かける。
しかし僕は、ダイエーがメインとなったこの三年間のことしか知らない。総じて、要求を
満たしてくれる場所とは言えないまでも、家と駅との行き帰りにあり、"イオンショック"
で営業時間も延びたことで「用事を済ます」には重宝した。それがなくなってしまうのは、
忍び難い。このオフィス棟や、習志野文化ホールは存続するのだろうが、店舗棟の主の
座を受け継ぐ企業は、果たして出てくるだろうか?
何より、揚州商人はどうなってしまうのだろう…
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Comments
TBありがとうございます。
私も髙島屋が入店していた時代は分からないのですが、エキゾチックタウンがあった頃は買い出しに何度か向った事があります。
しかし、正式に閉鎖が決まったとは寂しいものです。
Posted by: LIVINねこ | Sep 30, 2005 22:05
LIVINねこさんはじめまして。こちらこそコメントありがとうございます。
ダイエーの衰え云々以前に、津田沼駅のこちら(南)側は駅前繁華街としては成り立ちが特殊なようなので、
そのことが人の流れにも影響している気がします。
津田沼駅の南口一帯は元々、旧陸軍の鉄道聯隊跡地として開かれました。千葉工大がその名残というのは
有名な話です。今サンペデックが建つ場所には、戦後しばらくの間市立中学があったそうです。
そして、その2ブロックほど先から、いきなりフツーの住宅地が始まり、畑地とない交ぜに南方へ拡がっています。
その一帯に住んで駅と行き来しながら生活する僕のような客筋は見込めるとしても、新京成との乗り換え客という
大きな川の流れに臨み、アカ抜けた大型店が鎬を削る北口とは全く世界が違います。文字どおり「水が違う」。
静かでいいですけれど(笑)
それに今では国道14号より海側にも大型店が沢山ありますし。
習志野文化ホールでは割とマメにいい催しをやってるようなので、そういう機を逃さない商売をやってきていたら、
今の姿とは違っていたのかもしれませんね。
因みに、僕はかつて光が丘の近所に住んでいたので、「忠実屋破綻→ダイエー」、「西武→LIVINに冠替え」の
両方を間近で見ています。
Posted by: USHIO | Oct 01, 2005 00:50