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Apr 28, 2005

コミュニティって…

この数週間ほど、友人たちと自分たちのコミュニティ(オートバイのオーナズクラブ)
に関することで話し合う機会が多くなっている。久しぶりのことだ。

数年前に比べ静かだというようなことを以前に書いた。ところが一方で、ローカルな
アクティヴィティは健在
だし、よく顔を合わせる友人はいるし、自分たちのこれからに
問題意識を感じて自発的に声を上げる人がいて、そしてそれに応える人がいて…、つまり
「前に向かって動いている」ように、僕には感じられる。
…そう感じられる"だけ"なのかもしれないが、僕にとっては、そう感じられることも含め
一切合財が"コミュニティとの関わり"そのものであり、すなわち「楽しい」のである。

子供だった頃はいざ知らず、そもそも僕の中に"組織"への帰属意識のようなものは希薄だ。
ところが、年々「人と出会うこと・繋がること」の大切さを思い知るようになってきた。
「人は独りでは生きられない」とかいう身も蓋もない正論はさて措くとして、この数年を
振り返るだけでも、出会いや繋がりによって僕は変わってきたし、救われたこともあった。
そういった諸々の"巡り合わせ"は、偶然ではなくて必然、すべて意味のあることに思えて
仕方がないのだ。しかもそれは、自分だけが一方的に受けたものではなく、自分と関わり
合ってきた人たちにとっても同様な、まさしく「お互い様」な関係がそこにあるということ。
キレイごとではなく、この"巡り合わせの妙"は大切にしたいと思うのだ。

誰だって、自分のことがイチバン好きだと思う。だが"自分という領分"を自分自身よりも
僅かでも拡げて捉えることができるとしたら、どうだろう?自分でもよく分かっていないが
そんな思いがあるようだ。

ソーシャルネットワーキングが花盛りである。僕自身も友人の紹介でmixiにいるのだが、
実はそこでの僕の振る舞いは、すぐ上に書いた心構えと裏腹、相当なオクテに属する(笑)

顔が見えて"安心な"コミュニティなら、僕にはすでに数年前に出会った人たちとの世界が
ある…と思ってしまう。すでに数年前から、僕たちはSNSに近いことをやってきていた
のかもなぁ、…とさえ感じてしまうのである。
だから、そういうことに食傷気味だとか、知ったかぶりがヘンなプライドに転じて…とか
いうことではない。そうではなく、だからこそオクテにならざるを得ない、というような。

きのう友人と話していて(メールで)改めて思い至ったのが、「インターネットというのは、
実はリアルな世間と同じ。いい人も悪い人もいて、宝も埋まっていればゴミも落ちていて、
落とし穴だってあちこちに空いていて、かつ、それらを悉くお手軽に、そしてディープに
"体験できる"…といったようなことが、どんどんどんどん明々白々になってきているのに、
そのことだけでも恐ろしいのに、ソレに対して無頓着、あるいは認識が稀薄なユーザーが
まだまだ大多数らしいのが、輪を掛けて恐ろしい…」といったことだった。

これを単なるヒトゴトと思ってはいけないのだろう。誰でも言い間違えるし読み間違える。

平気でウソを並べ立てる人だっている。ネット上にあるもの、その全てが事実ではない、
ソレが真実。なのに、そこまで深く信憑性を疑おうとする人は少なくなっているようだし、
一方、ウソを見抜ける人は「おれはひっかからねーしな」という感じ。

つまり、「それだけ人との付き合いが薄くなっている」と友人は看破する。

どんなに自らを御しているつもりでいても、周りや自分を見失い見苦しい言動に及んだり
することは、どんな人にも起こりうると僕は思う。

そんなとき、かつての僕たちのコミュニティには、そういう行いを諌めたりする役回りの
人が必ずいた。"ネット上のいざこざ"も、うんざりするくらい繰り返されてきた。当事者
同士が顔を合わせると一旦は"リセット"されるのだが、また暫くすると再び火が点いて…
といったことは、いわば日常茶飯事。それもこれも含めてコミュニティが成り立っていた。

ところが、ふと気がつくと、各々のプレーヤーが沈黙することが多くなった。
その思いは様々に違いない。皆等しく年齢を重ね、エネルギーを割くべき対象も変わる。
そのことは仕方がないのだろう。人生きっと死ぬまで過渡期なのだし。

ただ、気になることもある。

僕たちのコミュニティに広がりつつあるのは「"無視すること"に嫌悪感を抱かない」態度
なのではないか。しかもそれは社会の歪みの反映ではないのか…コレは友人の見解。
自分で判断つかないこと(わからないこと)は、何も感情を抱かなくなってきているという
表現に言い替えてもいいのではないかと。

数年間にわたり関わってきた"顔の見える"コミュニティにして、こうなのだ。幸い、僕も
その友人もほかの友人も、まだ投げてはいない。「何とかなるサ」で前を向いていられる。

…翻ってmixiに目を向けてみると、どうだろう。
前述の自負や体験を踏まえ、もとより僕には幻想みたいなものはないが、ごく身近な
友人の、さらにその先にいる友人へと至るには、垣根が想像以上に高く感じてしまう。
「その垣根のすぐ外側にも庭がある」という風にはなかなか思えないのだ。
若くして色々やり尽くした元SNS中毒の彼に見えていることと同じハズはないのだが、
"信じていること”は、割と近いような気はする(笑)

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