襲名
ヨハネ・パウロ二世の前のローマ法王が誰だったかは知らない。四半世紀以上前から在位
していたワケだから、「物心ついた頃から…」と云ってはもちろん大ウソになる(笑)…が、まぁ
それに近い。それ以前の知識は欠落し、とにかく「ローマ法王=ヨハネ・パウロ二世」とアタマ
の中には刷り込まれている。
どうやら一ヶ月余りの在位で死去した一世の跡を襲ったという事情はあったらしいが。
今朝のニュースで新ローマ法王の名はベネディクト十六世と聞き、即座に「名跡」とか
「襲名」とかいうコトバを、改めて思い浮かべた。もとより僕はカソリックではないし、聖書に
関する知識も乏しいが、"聖人"や"使徒"にあやかって名を戴くのであろうという見当は
何となくつく。
とはいえ、新法王が「十五代も続いた名跡を襲った」事情や背景には、興味をそそられる。
仮に、今回のコンクラーベで、欧州圏以外の出身者が選ばれていたら、どうなったんだろう?
因みに最初のリンク先にも書かれているが、"カトリック中央協議会"側は「ローマ教皇」と
呼んで欲しいのだそうだ。
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